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股関節形成不全

ここでは、「股関節形成不全」 の記事のみ表示しています。
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昨日はルクちんの経過観察に行ってきましたが
前日の夜にかっちーの異変を発見したので、急遽かっちーも通院。

ルクちんは結局、骨が消えずに再生も止まっている事
関節の動きも違和感は無く、滑らかに動いている事
変形再生ではあるが、痛みを感じていない事から
数ヶ月置きの経過観察になりました。
今後も変化が無いようであれば、頻繁(?)な経過観察もなくなるでしょ~。
良かった良かった(*´∀`)

と、問題だったのはかっちーのほうでした_| ̄|○ il||li
発見した異変は左下顎の腫れだったのだけど
頬腺(唾液腺)の腫れか、下顎リンパの腫れかどちらかだろうとのことでした。
見た限り&触診だと位置的には唾液腺なのだけれど
リンパじゃないと言い切れるわけでも無く・・・
なぜはっきりわからないかというと、針を刺しての細胞診が
今のかっちーの状態だとリスク的にお勧めできないとのことだったのです。
細胞診なら白黒はっきり付くのだけれどね~・・・。

わからないままに抗がん剤治療というのも、血検結果や年齢的なこと
その他色々な事を考慮すると、お勧めで出来ないとのこと。
積極的治療ではないけれど、もう一方の選択肢としてあげられたステロイド治療。

かっちーは血検の結果、無視する事が出来ない貧血と低血糖があり
とりあえず、こちらを選択することにしました。
こちらの場合は、唾液腺の腫れだった場合はもちろん
問題の低血糖にも作用するし、リンパ腫の治療法の一つでもあるし
骨髄を刺激して造血作用を促してくれるかもしれないとのことなのでね。
まずはリンパ種治療の量でステロイドを経口投与。
来週の血検で各数値を見て、量を調整していく予定です。

11月の血検では貧血ではなかったのになぁ・・・
どこかで出血しているわけでもない、貧血に直接結びつくような疾患を抱えているわけでもない
しかし、どうやら慢性的な疾患を抱えている子は貧血傾向が見られるとのこと。
慢性的な低血糖が貧血に結びついたのかな・・・と考えると申し訳ない気持ちです(ノД`)


実は少し前から放牧中のかっちーを見たとき、角度によっては
「?あれ?顔が丸くなった?」と感じる事がありました。
でも次の瞬間、正面から見ても、おねだりポーズで見上げられてもいつもの顔。
私もあまり気に留めなかったし、相方は微塵も気付いてなかったわけで・・・

先月末にもルクと一緒に通院し、そのときはなんとも無かったし
年明けもなんとも無く、なんとなく丸い?と感じる事があったのは今月後半になってから。
腫れ始めたのは今月に入ってからとしても、もっと腫れの小さいうちに気づくべきでした(;´Д`)
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先週末、またまた経過観察に行ってきました~。

個人的予想では「大腿骨頭が綺麗に消えているのではないかなぁ~」
なんて考えていましたが、意外や意外!!
消えるどころか再生?しているような白いモヤが写ってました…(;´Д`)

結論としては・・・

再生する → 骨同士の摩擦が起こる → 痛みを生じる

となってしまうため、綺麗に消えてくれていたほうが良かったのだけれどね。
普通はあそこまで消えたら、そのままなくなってしまい
こんな風に再生(?)することはまず無いようで、先生も首をかしげてましたが
骨頭の壊死自体が、何らかの原因による血液供給が行われなくなる事で起こるものなので
逆に血液の供給が復活すると、体を元に戻そうとする力が働きだすとのこと。

先生が言った「体が無駄に頑張っちゃっているのかなぁ」の一言がツボでした'`,、('∀`) '`,、
なんて笑ってる場合でもなく。。。_| ̄|○ il||li
「でちぷん、無駄に頑張らなくていいんだよー!」と言い聞かせる日々です。

とりあえず、年明けの経過観察の結果&痛みがあるかによっては
手術になるかもね~って感じです。

さらに今回は熟女かっちーの歯肉炎も見てもらってきましたが
色々相談した結果・・・未だに悩み中です。
相方と意見が分かれたのも珍しいけど、あまりないことなのでとことん相談して決めようっと。

ほいでもってジンにゃんは3.3キロを超えました♪
↓少し前の来客時の写真↓
CIMG2295.jpg
お客様の上でくつろぎまくって、毛繕いまでしちゃってます(;´∀`)

もうそろそろ寝ている時に、腹にダイブされると
『どぅふぅっ!!(゚д゚)』
という呻き声が出ちゃう感じの重さなので、油断なりません。
さらに、ザリザリの舌でグルグル甘え鳴きしながら顔を舐めにくるので
うっかり酔いどれて、化粧を落とさないまま寝潰れるのも禁物です。

殿様ふぇい君と、にゃにゅにょの凪ちゃんは相変わらず(;´∀`)
元気にウ○コを外しまくり、毎日叱られる日々を送っております。

来年になると我が家のイタチさん達は、み~んな3歳以上になっちゃいますが
元気に楽しく生活してもらえるといいなぁ。もちろんジンにゃんもw

相変わらずのボチボチ更新かもしれませんが、来年も宜しくお願いします☆




ルクちんが股関節形成不全とわかってから2週ちょい。
経過観察のレントゲン撮影にKさんへ行ってきました。

どうやら先生が思っていたよりも、骨の変形具合が早かったようで

「成長期であれば、ある程度進行が早いのは見たけれど
 3歳半でこの進行スピードは正直ちょっと意外でした。」
 とのこと。

股関節形成不全・2で書いたように、外科的処置の場合は
「大腿骨頭切除」という方法を取る場合があるのだけれど
フェレットの場合は股関節形成不全と平行して、自然と「大腿骨頭壊死」というのが起こり
切除手術をしたのと同じ状態に骨が変形する事が多いそうです。


大腿骨頭壊死は、凸の部分の大腿骨頭への血液供給が不足するため
大腿骨頭が壊死してしまうそうな・・・。
ここで一瞬「壊死が大腿骨にもおこるのでは!?」と思ったのですが
大腿骨頭は大腿骨からきている血管からしか血液供給がされず、その血管も1本程しかないとのこと。
大腿骨にはもっと複数のしっかりした血管があるため、血液供給不足で壊死が起こることはなく
大腿骨頭のみが壊死した状態で終わるそうです。

いいように体が自分で調整するなんて、なんともまぁ、生命の神秘ですな。。。


で、今回撮ったレントゲン写真。
200811271309000.jpg

よ~く、よ~っく見てもうっすらとしかわからないくらい、大腿骨頭が消えかかってますね(;´Д`)
股関節形成不全・1の写真では、股関節とかぶっているから見難いですが
今回に比べればまだそれらしいモヤモヤが写っていたんだけどな・・・。

痛みなどが起こる原因は、骨同士の摩擦によることが主な要因となっているそうなので
このまま大腿骨頭が綺麗になくなってしまえば、ルクちんにとっては良い状態になるそうです。
また数週間後、年内にはもう一度レントゲンで経過確認ですよー。

とりあえず放牧時や生活環境での負担を減らすため、3連休でLDにカーペットを敷き詰め
メディカルの下敷きもクッションフロアの上に敷きパッドを敷いたので、残るはキッチンのみ。
ここは形も機能的にも悩みどころですわ(;´Д`)
どでかいキッチンマットでも買って敷こうかしら???

関連タグ : フェレット, 股関節形成不全,

さて、いつも行っている病院(フェレの患畜は多い)では以下のような感じでした。
このときは相方が連れて行ったため、相方からの伝え聞きです。

・連れ込んだ当初、左右で足の長さが違うため脱臼していると思われる
・レントゲン撮影でもズレが診られたため、麻酔をかけてもとの箇所へ戻す処置をすることに
・ほんにんは動き回るし触っても痛がらないため、痛みはないのでは(?)
・骨をもとに戻す処置中に違和感を感じ、経過観察のためその日は入院
・大型犬によく診られる疾患の疑いあり
(ここの説明でモンローウォークとムーンウォークを勘違いした相方
 さらにちょっとパニくったらしく、疾患名を忘れたとかの言いやがる・・・
 仕方なく私は股関節脱臼とムーンウォークで情報収集。当然でてこない)

次の日お迎えに行ったときのお話はこんな感じでした。
診断名は【股関節形成不全】
右に比べかなりの変形が見られるため、関節を元の位置に戻しても
「はまる」という確かな手ごたえがない。
「正常な位置に戻る→すぐにずれる」を繰り返すようで
むしろずれた状態でいる時間のほうが長いかもしれないとのことでした。

これにはレントゲンを見て、そりゃそうだろうなぁ…と。
※股関節形成不全・1の写真参照

犬ならば人工関節にするという外科処置があるものの
フェレットにはないので、どうしてもとなると大学病院になるとのこと。
ちなみに投薬での内科的処置はないとのことでした。

昨日行った高津の病院でも、内科的処置はないとのこと。
そしてこの骨の変形が正常な形に戻る事はないとのことでした。
唯一違ったのは外科的処置の事。

大腿骨頭切除という手術で凸部分を切るというものでした。
これにより変形した骨同士の摩擦がなくなり、フェレ自身の痛みや違和感をなくすというもの。
人工関節については、やはり大学病院の完全無菌室で行わないとダメだし
それ以前にフェレ人工関節もなく、正確な角度も定義がないだろうし・・・
とのことで、現実的ではないようです。
どちらにしろ掛かり付けも高津の先生も、目に見えて素晴らしい効果があるかといわれると
そういうものでもないので、よほどの事がない限り外科的処置はあまり勧めないとのことでした。

また今までの例だと、変形した関節の凹凸部分は時間の経過とともに
凹部分は凹みがなくなってきて、凸部分は突出部分がなくなってきて
自然と骨頭切除したような形に変形する事があるそうです。

ちなみに掛かり付けから帰った時は、関節がずれた状態。
高津の病院にいったときは正常箇所にある状態(はまってるとは言わない)。
なので正常箇所へ納まったりずれたりを繰り返しながらの生活となりそうです。

飼い主的に気になるのは『痛くないのか』ということ。

バトルや走り回る事がないとか、完全に片足を付かないようにかばって歩くという状態ではなく
走り回って転げまわって、飛び回って…いたって元気な状態のルクちん。
見た目の動きの不自然さ程、本鼬は痛みを感じていないようだから
痛みのひどい時のみ鎮痛剤などを使用しながら、経過観察をしましょうとの意見も
どちらの病院も同じだったので、飼い主のみハラハラする日がしばらく続きそうです(;´Д`)

股関節形成不全について検索すると
とにかくワンコちゃんのブログが多くヒットします。
遺伝性のものについてサプリで何とかするのは無理かもしれないけれど
痛みなどを和らげることには有効だといわれているようなので
ちょっくらグルコサミンやコンドロイチンなどのサプリも調べてみたいと思います。

ちなみに骨格的な問題として、ファーゴラに多いようです。(※参照
そう・・・ルクちんはファームが移動する前の最後のファーゴラ・・・

今は中国にファームが移った(私的には勝手にチャイゴラと呼んでますが)わけですが
最近ゴラを飼いはじめた方、私が言うのもなんですが
こういう疾患があるんだなぁ~と、心の片隅にでもおいといてくださいm(_ _)m


関連タグ : フェレット, 股関節形成不全,

ことの起こりは11月6日のこと。

夜の放牧時間になり、ケージを開けたところ
いつものように元気よく飛び出してきたルクの様子に違和感が…。

何がおかしいのかすぐにはわからなかったけれど
よくよく見ているうちに、どうやら歩き方がおかしいという事に気がつきました。

ちょっとびっこを引くような歩き方をするものの
ふぇいとのバトルもすれば、後足で立ち上がってのおねだりもするし
痛そうな感じはまったくなかったので、一日我慢してもらって
土曜の朝一で掛かり付けの病院へ行ってきました。

結果、『股関節脱臼』といわれ
元の位置に戻す処置をするには麻酔が必要となり預ける事に。
その後、ただの脱臼ではないようなので
その日は様子見&経過観察入院する事になったのです。

診断名 【股関節形成不全】

どうやら大型犬に多い、先天的な遺伝性疾患のようです。
※股関節形成不全とは

言われてみれば昔からルクの歩き方はふぇいに比べ
お尻をぷりぷり振って歩いていたけれど
まさかこれがモンローウォークだったなんて・・・。
てか、モンローウォークというものを初めて知ったわけで。
(相方は聞き間違えて真剣に「ムーンウォークか・・・」って言っていたけどね)

アンゴラだもの、独特の鼻の形だって言い方を変えれば「奇形」
2度のティンコ事件のこともあり、骨格に何かあるんじゃないかと心の底にありました。

もっと早く若いうちに、なんでもない時にでもレントゲン撮影していたら
びっこ引くような状態にさせずにすんだのかな…とか
モンローウォーク(歩き方が特徴的)に気がついていたのだから
「お尻プリプリ歩いて可愛い(ノ´∀`*)」とか言ってないで
病気や疾患に結び付けていたら・・・とか
今更ながらに悔やまれてブツブツ言っていた私に、相方が一言。

「今更そんなこといっても仕方がない」

そうなの、仕方がないことは百も承知なの。
それでも悔やまずにはいられない…_| ̄|○ il||li

写真、向かって右側が左足の付け根、形成不全箇所です。
200811101820000.jpg

もうちょっと拡大してみるとわかりやすいけれど
正常な右足の付け根は(写真左側)関節の凹凸が綺麗に一致して
骨盤の凹部分、大腿骨の凸部分ともに綺麗です。
200811101819000.jpg
それに比べると左足の関節(写真右側)は明らかにおかしい…。

フェレットでの症例は少ないらしく、掛かり付けでは初だと言われました。
他にフェレットで同じ症例を見たことのある先生にも診てもらおうと
今日は別のところへも行ってきたけれど、診断内容も見解もほぼ同じ。
内科的な薬などの処置はなく、外科的処置もあまり勧められないとのことでした。

また今日行った病院は、かなりフェレ飼いさんには有名なところで
患畜数も相当あるところだけれど、フェレットの股関節形成不全は
片手で足りるか足りないかくらいの症例しか出会っておらず
今までのは1歳前後~1歳半の間に症状の出たこばかりとのことで
ルクの3歳半になってからというのに、ちょっと首をひねっておられました。

しばらくは骨の変形具合や進行具合を見るために
定期的に通院してレントゲン撮影する事になりそうです。
病院で聞いた対応や外科的処置のお話は長くなりそうなので
また後日にでも改めて残そうかと思います。

・・・というわけで、週末のフェレショはイタチ抜き。
ブース出店するので私だけ行く事になりました(ノД`)シクシク

ちょっと_| ̄|○ il||liして呆けているかもしれませんが
店番してますので、見かけた方は適当にお声かけ下さい(;´∀`)

関連タグ : フェレット, 股関節形成不全, 脱臼,