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始まりのいたち、終わりのいたち

ここでは、「始まりのいたち、終わりのいたち」 記事のみ表示しています。
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6月14日、アルちゃんの49日を迎えました。
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3月末に年に1度のフェレット検診を受けに行き
耳に出来た良性のできものが大きくなってきたので、手術で取ることにしたのが4月6日。
検診、術前検査では副腎の肥大以外は健康との結果でした。
手術は開腹などではなく、レーザーで焼く簡単なもの。
日帰りで無事に終え、11日には5歳の誕生日を祝ってました。
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21日夜半、何か様子がおかしい?と思ったけれど、かかりつけは既に閉まり次の日は休診日。
食欲排泄問題なく、外にでて遊びたがったりもしたので様子を見て、23日朝一で通院。
肺炎との診断が下り、即、抗生物質での治療開始。
治るものだと思っていました。薬の効果が出るには2、3日必要と。
帰宅後から徐々に悪化の一途で、投薬以外なにもしてやれない歯痒さから
何か少しでもできることはないのかと日に一度、先生に電話で報告&相談させてもらいました。

25日の午後にレンタル酸素室が届いて、薬の効果が出るまでこれで少しでも楽に過ごせればとの想いも虚しく
24時間経たない、26日の昼過ぎに逝ってしまいました。
最後の数分は直視に絶えず、でも目が離せず、思い出したくも無いのに目に焼き付いて。

過去に5匹のフェレを見送って、それなりに辛かったけれど生活に支障はなく乗り越えてきたし
自分はペットロスにはならない人間だと思っていました。
でも今回はちょっと・・・気がおかしくなりそうなくらい後悔の念に押し潰されそうで
辛くて辛くてアルの名前を口にすることもできず、最後の光景がずっと頭を離れなくて
情けないことに、直後の1週間はどうやって生活していたのか記憶が曖昧。
今になって何となく覚えている己の行動を思い返すと
この期間はペットロスになっていた&若干壊れていたんだろうなぁ、と(^^;

が、そんな私の状態がジンにかなりの不安を与え、精神的ストレスがかかったらしく
ストレス性膀胱炎からの特発性前庭疾患になり、食欲激減+よろけてひっくりかえるように・・・(--;)
まともに歩けずちょっとした段差からも転がり落ちる姿に、さすがに我にかえって
このままではいけないと、なんとか日々を過ごすうちに時間が経ちました。

今ではジンも普通に戻り、私もイベント参加や準備などできていますが
ジンには大変申し訳なかった&支えられたなぁと。

初めてフェレットを飼ってから十数年続いた鼬の下僕生活。
初の哺乳類ペットで選んだフェレットはホワイトファーブラックアイでした。
最後のフェレットはアルビノだから当然ホワイトファー。
白毛に始まり白毛に終わる。
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可愛い可愛いアルちゃん。男の子なのにちゃん付け。


フェレットを飼ったからblogをはじめ、知り合った友人達がいて
後にその中の1人が保護した猫が我が家に加わり、鼬と猫の下僕になりました。
フェレットグッズが少ないから殿屋をはじめ
殿屋を始めたから羊毛に出会い、ニードルフェルティングをはじめました。
そしてそこからまた新しい出会いがあって、イベント参加する今に至ります。

フェレットに出会ったから今の私がある。
いまだに片付けられない空のケージを見て、ふとした瞬間に気配を感じたり、
放牧してないのに摺り足で歩いてることや、こんな気温なのにエアコンをつけなくてもいいことに気がついて
「あぁ、本当にもういないのだな」と寂しくてショップに行くけれど
フェレを見ると涙が出て、今はまだフェレットを迎えるのが怖くもあって
しばらくはフェレットの下僕生活はお休みになりそうです。

でもまたいつか、ニョロニョロした彼らと生活してみたいな☆







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コメント
この記事へのコメント
泣けるなぁ。。。気持ちがとてもよくわかるなぁ。。
私がはじめてフェレットのイベントに行って、はじめてできたフェレット友達がshiduさん達でした。あれから10年も経ったのですね。

アルちゃん、楽しい思い出をたくさんくれたのですね。
忘れないね、絶対に忘れないっ。
2015/06/22(月) 14:47 | URL | れぱん #pkXT6/MQ[ 編集]
あれから10年以上も経つんですね。
私も初めて行ったフェレイベントでした。
お母様とれぱんさんが木陰の場所を譲ってくださって、とても助かったのを覚えています。
ついに我が家もフェレが居なくなってしまいましたが、彼らの魅力は忘れられないですね。
2015/06/23(火) 14:54 | URL | shidu #-[ 編集]
こんばんは。お久しぶりです。

実は、いたちが恋しくなっては、こちらをこっそり覗いていました。
語尾が「~アルよ-。」の謎の中国語をつぶやくアルビノのアルちゃん。

・・・急だったんですね。

呼吸器の疾患は、間に合わない事が多いです・・。

文面を見る限り、もし僕だったとしても、同じか、shiduさんよりも発見が遅いかも・・・。

どんなに病気の勉強をしていても、どんなに注意をしていても、その日に限って病院がやっていなかったりで、間に合わない(時間が足りない)時って、いつかどこかで来てしまうと思うんです。

アルちゃん、辛かったと思うけど、shiduさんがそばにいてくれて、そして、一人ぼっちじゃなかったから・・

だから、あんまり自分を責めないでくださいね。

先代の子もタッチャンも後悔の連続だったし、僕なんか毎回ペットロスでした。

ペットロスは胸がギューッてなるけれど、ネットという遠い世界から眺めている僕の目には、shiduさんの家に来る子はジン君も含めて、ブログを読み返すと、みんな幸せそうです。

いつか機会があったら、いたち臭をばらまきながら、ピョンピョン飛び跳ねて喜ぶこの可愛い子達を又、幸せにしてあげて欲しいなぁと思います。
2015/06/24(水) 23:12 | URL | マーシャル #8iCOsRG2[ 編集]
ご無沙汰してます。

思い返せば、6匹目ということで
名前もまんま、謎の中国キャラにされ
ブログに出るのも極端に少なく、飼育用具はお下がりばかり。
もっとチヤホヤしてあげれば良かったなぁ、と。

最期も側に居られたというよりは、向こうが必死に待っていてくれたようなタイミングでした。

今はまだ後悔の思いが強いけれど、アルのことを楽しい思い出で話せるようになる頃には
またフェレットとの生活をしてみたくもあります。

でもマーシャルさんと知り合ったお店も無くなってしまい、フェレの入れる保険も減り
ファームもどんどん減ってきて、一緒に暮らす気になった頃はフェレを探すのが大変になっていたりして…!?
2015/07/06(月) 19:23 | URL | shidu #-[ 編集]
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